都市部に家を建てたいと考える人が多いわけ

都市部は地価が高いですが、これは人気のあるエリアだからです。狭小住宅でもいいので都市部に家を建てたいと考える人は少なくありません。都市部は人やモノ、お金が集中しており、その恩恵を受けることができます。スーパーや病院、学校に至るまで豊富な選択肢があり、選べる自由があるわけです。

都市部は公共の乗り物が充実しており、マイカーがなくても生活しやすいのも魅力です。確かに都市部に家造りをする場合は高コストになりますが、マイカーや車庫が不要になればむしろ生活費を抑えられるケースがあります。都市部で狭小住宅を建てれば、土地面積が狭いので固定資産税や都市計画税が安くなるメリットも期待できます。都市部は地価が高額ですが、それを考慮しても余りあるメリットがあるわけです。

年齢を重ねるほど恩恵を実感できる

高齢になるにつれて足腰が弱くなっていき、外出が厳しくなる人は少なくありません。高齢になると病院や介護施設に通うのが容易ではなくなるので、それを考慮して若いころに都市部に家造りをしようと考える人は多いです。都市部は家から病院までの距離が近いことが多く、体調が悪くなったときにすぐに受診できます。近くに病院がないエリアですと、通院に片道1時間を要するというケースが普通にあります。

クルマがあれば気軽に外出できますが、高齢になると運転が怖くなる人が多いです。公共の交通機関が充実しておらず、かつマイカーに乗ることも困難になると、生活は一気に不便になっていきます。だからこそ将来を考えたとき、都市部に家を構えたいと考える人が多いわけです。